ミリシタTC ダスク千早応援 感想戦
はじめに
こんにちは。アイドルマスター ミリオンライブ! シアターデイズ(以下ミリシタ)の配役投票企画・THE@TER CHALLENGE!! (以下TC)の投票期間が終了しました。
皆様、楽しめましたでしょうか。
ぼくは、前回の記事で宣言した通り、ダスク千早応援で参加していました。
結果発表は来月中旬の予定ですが、終了時の票数を見る限り、希望する役を獲得できる見込みです。
今回の記事では、ぼくがTCや千早陣営を見ていて感じたことをまとめたいと思います。
前回同様、読者がTCのルールやレギュレーションを知っていることを前提に書きますのでご了承ください。
得票の推移
このツイートをはじめ、何人かの有志が、役別・アイドル別の得票数推移をグラフ化してくれています。#アイドル投票TC 投票期間32日間の大ざっぱな票数推移グラフ完成!! 結果発表まではまだしばらく時間がありますが、まずは約1ヶ月の選挙戦みなさまお疲れ様でした!!!#ミリシタ pic.twitter.com/NlxGj0vmZj
— 10V(てんぼると) (@10V_tkc) 2019年1月19日
このサイトなども参考になりますね。
ダスク役を見ると、如月千早さん、真壁瑞希さん、所恵美さんの3人が候補であり、中でも千早と瑞希が競っていたことが分かります。
最終的には千早がリードして終えることができたのですが、瑞希も2度の一斉投票で千早を追い抜く頑張りを見せており、決して平坦な道のりではありませんでした。
瑞希の一斉投票でできた差を、日々の投票で埋めて逆転することができたのが大きかったのではないでしょうか。
最終的には、1月17日の千早一斉投票で大きく差をつけたことが決め手になりました。
千早陣営としての感想
千早陣営とはいっても、ぼくは特にダイマなどの活動はしておらず、他の人が立ち上げた企画に乗ったり、告知を拡散したりといった程度での参加でした。ディスコードやコンベンションセンターにも参加はしましたが、さほど多くの意見は出しておりませんし、ログもさほど追うことはできていません。
そのため、ぼくの目で見える範囲は、千早陣営の動きのごく一部であることを述べておきます。
あくまで自分の観測範囲ですが、今回の千早陣営は士気が高く、何としても千早に歌を届けようという強い「熱」を感じました。
多彩な企画
印象に残ったところでいうとまず、企画がたくさん立案され、それに合ったキャッチコピー(ハッシュタグ)が考案され、印象的な画像で告知され、多くの参加者により積極的に実行されたことが挙げられます。TCでの企画といえば一斉投票が目立ちますが、決してそれだけではありませんでした。
主な物だけでもこれだけあり、いずれの企画も大盛況でした。内部の結束を固めて士気を上げ、外部にも楽しそうな雰囲気を伝えたと感じます。これらの企画を次々と打ち出すことで、中だるみがなく新鮮な盛り上がりが継続したと感じました。
<追記 2/17>
千早の画像(スクリーンショット)でお気に入りのものを見せ合う #千早ダスクショー
新年、絵馬に願い事を書いて公開する #如月神社で初詣
など、企画は他にも多数ありました(この2つはぼくも参加しました)。
<追記ここまで>
組織力
次に、自然発生的に役割分担ができあがり、各人が自らに課した役割を全うした、組織力の高さが印象的でした。企画のアイデアを出す人、改善案を出す人、議論をまとめる人、告知資料を作る人、デザインに助言する人、拡散する人、企画まとめをコンベンションセンター(ログが流れやすい)に定期的に投稿してリマインダーする人、企画に参加する大勢の人など、いろいろな人が役割分担して動いていたと感じました。
自分たち千早陣営に対し、スタンドプレーから生じるチームワーク、という表現をする千早Pがいましたが、それが妥当な表現かなと思います。
自分たち千早陣営に対し、スタンドプレーから生じるチームワーク、という表現をする千早Pがいましたが、それが妥当な表現かなと思います。
周囲からどのように言われているかの情報収集や配慮にも熱心でした。
事前にディスコード千早鯖で狙い役を決める際もディスコ外の人に密室で決めたと思われないよう告知の表現に気を配ったり、配役投票での無用な軋轢を生まないよう集団でのカップル推しを避けたり、競合する相手をけなしていると受け取られかねない表現を避けたりなど配慮が行き届いていました。
事前にディスコード千早鯖で狙い役を決める際もディスコ外の人に密室で決めたと思われないよう告知の表現に気を配ったり、配役投票での無用な軋轢を生まないよう集団でのカップル推しを避けたり、競合する相手をけなしていると受け取られかねない表現を避けたりなど配慮が行き届いていました。
企画はタイミングも大事で、一斉投票は効果的な場面を議論して決めていました。
企画実行時間は基本的には夕方~夜で、ミリラジ等他の事柄と重ならない時間などの配慮もあったように感じます。
ネタに走るか否か
投票開始前に #ダスくっ千早 というハッシュタグが考案されたことから、ぼくが「くっ」の由来を解説する資料を作って公開しました(前回記事参照)が、ダスク千早にはそれ以外の引き出し、ハッシュタグが多くあり、選挙戦後半はこのハッシュタグを必要としない状態に自然と移行していきました。アイドルをいじることで票を引き出すタイプと、エモさで勝負するアイドルとがいるように思います。今回の千早は後者でした。
千早をいじるネタといえば、真っ先に思いつくのがバストサイズ72cmであることからくる「胸ネタ」ですが、乱用は無用な内部の軋轢を生むとの配慮からか、積極的には用いられませんでした。得票数が72千票、72万票に達したときは「くっ」、841千票のときは「高槻さんかわいい」という書き込みがコンベにあふれましたが、それ以外のタイミングやダイマでは千早をいじるネタはあまり使われなかったようです。
千早をいじるネタといえば、真っ先に思いつくのがバストサイズ72cmであることからくる「胸ネタ」ですが、乱用は無用な内部の軋轢を生むとの配慮からか、積極的には用いられませんでした。得票数が72千票、72万票に達したときは「くっ」、841千票のときは「高槻さんかわいい」という書き込みがコンベにあふれましたが、それ以外のタイミングやダイマでは千早をいじるネタはあまり使われなかったようです。
熱心なダイマ
投票先に迷っている人に対するアピール、つまりダイレクトマーケティング(ダイマ)も積極的に行われました。
リプライ欄を見たとき、他陣営と比べても、千早のダイマ量はとても多かったように思います。
ここでも、ツイートを探す人、ダイマを投げる人といった役割分担がみられました。
ただし、何でもかんでも大量のダイマを叩き付けるのではなく、「投票先どうしようかな」程度のツイートに対しては前後の文脈を調べ、場合によってはリプライを自重するなど、相手が本当にダイマを求めているのかどうか、その心情を推察する配慮も行われていたように思います。
浮動票をちらつかせてダイマを誘うのは、ツイッターを通して大金をばらまいた某社長になぞらえて「Z○ZOムーブ」と揶揄されることもあり、鼻につく人も多いかも知れません。
ですが、シンデレラガール総選挙で躍進した陣営や、今回の千早など、積極的に群がったアイドルが結果を出しているように感じます。やはり、ダイマ募集には食いついたほうが効果的なのではないかと思いました。
ですが、シンデレラガール総選挙で躍進した陣営や、今回の千早など、積極的に群がったアイドルが結果を出しているように感じます。やはり、ダイマ募集には食いついたほうが効果的なのではないかと思いました。
コンベンションセンターと雰囲気作り
コンベンションセンターの一部に荒らしの書き込みが出現し、ミリシタ運営側から警告文が掲載される事態となったことは残念でした。
次回以降、荒らし対策機能を強化したコンベンションセンターを設置してくれたらいいですね。荒らしをなくすことはできなくても、荒らし対策のコストが下がれば一定の治安は保たれることでしょう。
とはいえ、千早コンベに関しては、全体の比率からみれば荒らしはほんの一部であり、全体的に良い雰囲気が保たれていたように感じます。
他のアイドルやプロデューサーをけなさず、リスペクトをもって接し、まじめに議論するときは議論し、「高槻さんかわいい」などと楽しむときは楽しむ、そんな場所にすることができていたように思いました。
ぼくは千早P界隈では新参で、同担の方はTCではじめて知ったPがほとんどでしたが、普段からP同士が親交を深めるのは、外部から楽しそうに見えるため票を呼び寄せる効果と、上記のような組織力を高める効果があるのかなと感じました。
ダスク千早の勝因
注1:まだ最終結果は出ていないので「勝った」と断定はできませんが、暫定1位で終了できたことの理由を考えます。注2:あくまで個人的な考えです。ぼくの観測範囲はごく限られていますし、他の人に聞けばまた別の意見が出るでしょう。
- アイドル千早にダスク役がよくマッチしていたこと ← 「ハマり役」があった
- その認識を千早Pの内外両方を含む多くの人が早期から共有できたこと → 狙い役の早期一本化に成功
- 千早自身、人気(P母数)が比較的高いアイドルだったこと
- 千早をはじめ、AS組は配役投票初参戦で、はじめて役をとらせてあげたいと思う人が多かったと思われること
- イラスト、漫画、文章などの二次創作支援が豊富だったこと ← #色んな千早を見いダスク の貢献も大
- ダイマが多かったこと。積極的なダイマをできる態勢を構築し、フル回転することができたこと
投票・応援してくださった皆様、ありがとうございました。
<追記 2/17>
「狙い役の早期一本化に成功」という表現は、千早でダスク以外の役に投票した方を無視したり軽んじているつもりはありません。
そのような方々の意志は尊重しつつ、配役投票において重要な投票先の集中(投票先の9割以上がダスクという状況)を早期に実現したことは、役の獲得に向けてはプラス要因だったと思っている、ということです。
<追記ここまで>
シンデレラガール総選挙に向けて
さて、ぼくはこのブロマガでは主に、シンデレラガールズの佐城雪美ちゃんを応援しています。シンデレラガール総選挙はTCと違い「配役」を競う投票ではなく、投票数がリアルタイムでは見えないなど、相違点も多いですが、参考にできる点も多いのではないかと思います。
TCで得た学びをデレマス総選挙に応用するとすれば、次のようになるでしょうか。
- 普段からP同士仲良くしましょう
- 積極的に企画を立てましょう、思いつかない人は企画に乗りましょう
- ダイマを欲しがるPを探してダイマしましょう
- 一斉投票をやるならタイミングを考えましょう(デレ総選挙なら中間発表前がベスト?)
- アイドルをいじることで票に結びつけるか、それ以外の手法を使うか、アイドルの個性をもとに考えましょう
常識的ではあるものの、実行に移すのはなかなか難しい項目が並んでいる気がします。
実際、ぼくはこれらをなかなか実行できていません。
おわりに
今回は千早がダスク役を得る見込みとなり、とても感謝しております。今年春に開催が見込まれる第8回シンデレラガール総選挙では、佐城雪美ちゃんに声を授けるべく、今回の学びも活かしてがんばりたいと思います。
ダスク千早の役獲得に向けて活動、投票してくださった皆様、TCに参加してくださった皆様、その他、このブロマガを読んでくださったアイマスPの皆様に、深く感謝いたします。
ありがとうございました。