マルチくうねる(くうねるP)のブログ

アイドルマスターの投票企画や佐城雪美ちゃんに関する記事が多めです。

佐城雪美と第9回シンデレラガール総選挙、そしてCINDERELLA MASTER

はじめに

こんにちは。
マルチくうねる(くうねるP)と申します。

第9回シンデレラガール総選挙と、ボイスアイドルオーディションの開催が告知されましたね。
投票期間は、今年4月17日~5月15日とのことです。

ぼくはこのブロマガで、主にアイドルマスター シンデレラガールズのアイドル・佐城雪美ちゃんを応援する記事を書いてきましたが、雪美ちゃんは今回の総選挙に対し、前回までとは全く異なる立ち位置で臨むことになります。
中には投票先を迷っている方もいるかもしれないので、判断材料を提供しようと思って、記事を書きました。

記事内ではさまざまなデータを出していますが、独自集計だったり、一次ソースを確認できていないものが多くあります。もし間違いを見つけたら、ご指摘いただければ必要に応じ修正します。

記事の要点

この記事で言いたいポイントを手短にまとめました。
  • 誰がどんな考え方でどのアイドルに投票するのも自由です。
  • 雪美ちゃんに声が実装されましたが、総選挙で彼女に投票する意味がなくなるわけではありません。
  • CINDERELLA MASTER(ソロ曲)にCo属性から採用されるアイドルは最近、総選挙で声がつき、そのあとも50位圏内に入っているアイドルが多いです。
  • 最近ボイスが実装されたアイドルが、その後の総選挙で50位以内に入るのは、かなり高いハードルです。
  • それ以外でも、声のあるアイドルの間でもゲーム内の扱いには格差があり、それは総選挙の成績とある程度の相関があると感じます。
  • 仮に雪美ちゃんの順位が大幅に落ちても、それは彼女が支持を失ったわけではなく、他の声ありアイドルと対等のステージで歩き始めたということだと思います。
  • それを頭の片隅において、後悔のない投票をしてほしいと思います。
また、おまけとして、佐城雪美クイズについて記事の最後に書きましたので、興味があればそちらもご覧ください。

総選挙に臨む動機・CINDERELLA MASTER

ぼくがこのブロマガを開設したのは、2018年2月のことです。
動機は、佐城雪美ちゃんに声を実装してほしい、彼女の活躍の場を増やしたい、ということでした。
2度の総選挙を経て、その願いは、最高の形で叶えられたと思います。
そして今、雪美ちゃんは、声ありアイドルとして、最初の総選挙に臨みます。

シンデレラガール総選挙では、数万人から数十万人のプロデューサーが投票を行います。
どのアイドルにどんな理由で投票するかは、その人ごとにさまざまでしょう。

何があっても毎年、一人の担当アイドルだけに投票する人。
数人の担当アイドルに分けて投票する人。
ライブやイベントなどで印象的な活躍をしたアイドルに投票する人。
今年シンデレラガール(1位)になってほしいアイドルに投票する人。
ボイスを実装してほしいアイドルに投票する人。
担当アイドルとユニットを組んで活躍してほしいアイドルに投票する人。
中間発表を見て、より上位にきてほしいアイドルに投票する人(ただし、今年は中間発表がないかもしれません)。
他のプロデューサーの広報宣伝で心を動かされたアイドルに投票する人。
お祭りのように盛り上がっているアイドルに投票する人。
それら以外の独自の基準で投票する人。

誰がどの考え方をとって投票しようと自由であり、どれが間違っているということはないと、ぼくは思います。
すべての考え方を尊重するということを、まず前提に置きます。

そのうえで。
第7回(一昨年)・第8回(昨年)の総選挙における佐城雪美ちゃんへの投票に関しては、「ボイスを実装してほしい」と願って投票された応援票が、かなりの割合を占めていたと、ぼくは想像しています。そのことには、とても感謝しています。
そして、雪美ちゃんに声が実装された今回は、それら応援票を投じたプロデューサーの中に、「今回は本来の担当アイドルに投票する」「今回は声をつけたい別のアイドルに投票する(ボイスオーディションと総選挙の両方で)」という人が多く出てくると予感しています。
すでに書いた通り、本当にそう考えるなら、それは自由であり、ぼくはそれを尊重します。

ただ一つ。
雪美ちゃんに声がついても、彼女に投票する意味はまだあると思うという話をします。
そのことを、頭の片隅に置いてくれたら嬉しいです。

デレステSSR[重ねた手と日々]佐城雪美。
デレマスチャンネル・佐城雪美(+古賀小春)出演。
モバマス・SR[ちいさな手のひら]佐城雪美。
「夢をのぞいたら」歌唱、9人ユニットでのCDデビュー。
「Sun! High! Gold!」歌唱、デレステイベント報酬SR、専用衣装サンライトオブフラワー、5人ユニットでのCDデビュー。
7thライブ大阪公演・佐城雪美役中澤ミナさんゲスト出演。
デジモンコラボカバー曲「I wish」佐城雪美ソロ歌唱。
コミカライズ「U149」に本格登場し第三芸能課に所属、藍色鈴々RADIOに出演。
その他さまざま、数え切れないほどの活躍を今年1年間、見せてきた佐城雪美ちゃん。

ですが彼女にはまだまだ、達成できていないことがあります。
その中の一つが、オリジナルソロ曲CD・CINDERELLA MASTERシリーズ(以下、CMと書く)への起用です。

現在、ボイス実装済みのデレマスアイドルは88名。そのうち、CMへ起用された(2020年4月発売予定も含む)アイドルは57名です。
総選挙CDとは異なり、誰が起用されるかは運営の采配次第であり、基準は明示されていません。
ですが、過去の実績からそれを推測することは、ある程度できると思います。

第11弾(2018年)以降は、毎年1回、キュート、クール、パッション属性から各1人ずつが選ばれています。
Co属性においては、第11弾で三船美優さん、第12弾で森久保乃々さん、第13弾で藤原肇さんがCM歌唱アイドルに選ばれました。
この三人に共通することは、何でしょう。

シンデレラガール総選挙 順位
  • 三船美優 第5回 3位 第6回 26位 (→CM決定)
  • 森久保乃々 第5回 4位 第6回 28位 第7回 32位 (→CM決定)
  • 藤原肇 第6回 3位 第7回 50位 第8回 33位 (→CM決定)
共通するのは、シンデレラガール総選挙でCo属性3位以内に入ってボイス実装が決定していることと、ボイスが実装されたあとの総選挙でも50位以内に入っていることです。
Co以外の属性に目を向けると、依田芳乃さん、佐藤心さんも上記の条件を満たして、かつCMを得ています。

50位以内というと簡単に思えるかもしれませんが、そんなことはありません。
第5回総選挙開催から第8回総選挙開催直前までの期間(2016年4月~2019年3月)にボイスが実装されたアイドルのうち、ボイス実装後の総選挙で50位以内に入ったことがあるのは、21人中6人にすぎません(上記の5人と久川凪さん)。

それもそのはずで、今まで行われた8回のシンデレラガール総選挙全てでランクイン(アイドル自身が未登場だった場合を除く)しているアイドルは手元の集計で28人います(りあむ・凪を除けば26人)。全員が声ありです。50枠のうち過半数は、毎回ランクインを果たす強力なアイドルが占めているというわけです。
声のあるアイドルの人数は年々増えていて、現状すでに88人。競争はどんどん激しくなっていきます。
そして、新しく声をつけようと狙ってくるアイドルが応援票を追い風に、毎年のように上位に名乗りを上げます(今年はボイスアイドルオーディションが同時開催されるので、どうなるか分かりませんが)。
そんな中に割って入るのは生半可なことではありません。
声のあるアイドルは総選挙で応援票を得にくい。すでに声があるのに総選挙でランクインできるほど地力のあるアイドルは、早期(2015年まで)に声を得ていることが多い。ぼくはそのように感じています。
ボイスが実装されたあとの総選挙で50位以内に入るのは、それだけ狭き門なのです。

ユニット曲では、参加する各アイドルから楽曲側や他のアイドル側に多少なりとも歩み寄る必要があるケースが多いと思います。例えば、「Sun! High! Gold!」のステージで佐城雪美ちゃんが見せたのは、従来の彼女の持ち味というよりは、新鮮な一面のほうが多かったと、ぼくは感じました。(デレステのイベントコミュ2話で雪美ちゃんが戸惑っていたのも、この曲と自分が一見ミスマッチではないかと思ったのだとぼくは解釈してます)
それももちろん素晴らしいのですが、オリジナルソロ曲であるCMはそのアイドルのために作られた、そのアイドルのための楽曲であり、ユニット曲とはまた違った特別なものだと思います。

三船美優さんが切ない恋心を歌い上げた「Last Kiss」、森久保乃々さんの安らいだ未来を想像させるメルヘンな感謝の歌「もりのくにから」、藤原肇さんの陶芸家の孫からアイドルになって見えた世界を壮大に表現した「あらかねの器」。
佐城雪美ちゃんがCMでどんな楽曲を歌うのか、聞いてみたくはありませんか。

ユニット曲イベントのデレステコミュではその性質上、アイドル同士の関係にスポットが当たることが多く、ソロ曲のストーリーコミュやCDのボイスドラマ(めざせ!シンデレラNo.1)のほうが、よりアイドル本人、およびアイドルとプロデューサーの関係を深く描写できる可能性が高いと思っています。
プロデューサーと「約束」をして、「あなたのために」「手をつないで」踏み出したアイドルの道。そこを原点とした、雪美ちゃんとプロデューサーの「魂のつながり」。
CMを得たときにこそ、そういった、静かで、深い感情をたたえた声を聞けるのではないかと、ぼくは予感しています。
佐城雪美ちゃんがストーリーコミュやCDドラマで何を語ってくれるのか、聞きたくはありませんか。

第9回総選挙で彼女が伸びれば、その夢は近づくかもしれません。

ここまではCMに絞って話してきましたが、CM以外でも、アイドルごとの総選挙の成績とゲーム内外での待遇にはある程度の相関があるようにぼくは感じています。

例えば、デレステでのSSRカードの枚数。
2020/04/13時点で4枚のSSRが実装されているCoアイドルは以下の通りです。

渋谷凛神谷奈緒多田李衣菜、三船美優、橘ありす、鷺沢文香高垣楓神崎蘭子北条加蓮塩見周子速水奏、森久保乃々、アナスタシア、二宮飛鳥。

4名の歴代シンデレラガールをはじめ、総選挙で好結果を出し続けているアイドルが多いと感じます。
このほかにも、モバマスで強いSR(ガチャ、イベント上位)の枚数を数えてみても、似た傾向は現れるでしょう。

さらに言えば、総選挙で順位が発表されるアイドルは50位まで(第8回までは)ですが、運営側には51位以下も含め、すべてのアイドルの順位、得票数が見えています。
そして、順位未発表のアイドルについて、個々のツイッターなどにおける勢いと、デレマス各種コンテンツでの待遇には、かなりの相関があるとぼくは感じています。それはきっと、総選挙の順位と無関係ではないでしょう。
表向きの順位が公表されなくても、すべての投票には意味があると言えるのではないでしょうか。

佐城雪美ちゃんに、これから、もっと活躍してほしいならば。
次の投票が、大きな意味を持つと、ぼくは思います。

多くのプロデューサーが魔法をかけ、佐城雪美ちゃんは、かぼちゃの馬車に乗り、舞踏会で美しい声を響かせました。
そして今、12時の鐘が鳴り、魔法は解けようとしています。
あらためて、他のアイドルと対等の立場で、雪美ちゃんの歩みが始まります。
彼女にもう一度、12時過ぎの魔法を、かけてみませんか…?

佐城雪美ちゃんに投票するにせよ、他のアイドルに投票するにせよ。
あなたにとって後悔のない総選挙になることを、願っています。

総選挙の順位と実際の人気

ここから書くことは、予防線のようなものなのですが。

過去の事例では、総選挙で属性3位以内に入ることにより声が実装されたアイドルは、翌年の総選挙で大幅に順位を落とします。これはほぼ例外なく、特に近年の総選挙では顕著です。
では、それらのアイドルは、声が実装されたことで、人気を落としたり、プロデューサーの支持を失ったりしたのでしょうか?
そんなことはないと、ぼくは思います。

あるデレマスアイドルの担当プロデューサーが、数年間にわたり、そのアイドルに関するツイートを毎日集計してまとめています(それ自体、とても凄いことですが)。
そのアイドルは、2016年当時、声がありませんでしたが、その年の総選挙では50位以内にランクインしていました。
その当時、そのアイドルに言及したツイートは1日100回前後が平均だったようです(そのアイドルに新カードが実装されたなどの特別な動きがあった場合を除き)。
そのアイドルは2017年の総選挙で上位に入り、声が実装され、さまざまな活躍を見せました。
しかし、2018年、2019年の総選挙では、50位以内にランクインすることはできませんでした。
一方で、2020年現在、そのアイドルに言及したツイートは1日200回前後はあるようです。
順位とはうらはらに、総選挙で声が実装されたことを経て、そのアイドルの人気は決して落ちていない、むしろ上がっている、ということを示す、一つのデータではないでしょうか。

ぼくはこの一年間、佐城雪美ちゃん周辺の界隈を、ある程度見てきました。
雪美P全体からみれば、ぼくの見える範囲はごく一部だろうということを前置きしたうえで言いますが、ボイス実装の前後で雪美Pになった人、雪美Pの仲間の輪に加わるようになった人は、とても多いと感じています。
声がついたアイドルが翌年に順位を落とすという前例を、雪美ちゃんが覆したい、頂点をめざしたい、という思いは、ぼくにもあります。
一方で、結果がどうあれ、佐城雪美ちゃんが、以前から声のあったアイドルと、対等のステージで歩みはじめた、ということは変わらないと思っています。

第9回総選挙の順位がどうあろうと、佐城雪美ちゃんの実際の人気は落ちていないと思う、ということを、ここに主張したいと思います。

総選挙に対する自分のスタンス

ここまで、読み手に対して総選挙への働きかけをするような文章を書きましたが。
ぼく(マルチくうねる)は総選挙でどうするのか、気になっている方もいるかもしれません。
それを少し話します。

個人的に、佐城雪美ちゃんを応援するというスタンスは変わりません。投票もします。ただ、去年は投票しなかった、もう一人の担当アイドルである神崎蘭子さんにも、今回は投票するつもりです。
同時開催のボイスアイドルオーディションについては、黒川千秋さんを応援します。

企画等については、良いものを思いついたら、ディスコードなどで周囲と相談して告知・実施するかもしれませんが、今のところ具体的なアイディアはない状態です。
モバマス初心者向けガイドについては、過去2回の総選挙期間中に行われていないイベントの歩き方に関し、要望があれば、書くかもしれません。
ダイマもやりたいですが、前回総選挙でダイマの題材にした「ゆきみマンのうた」はさすがに内容が古くなっていると感じています。自分で納得がいくような、新しいダイマ資料を作れれば、というところですね。

今回の総選挙で頑張りたいという雪美Pの方がいらっしゃったら、この記事のコメント欄やツイッター(@kuneru)ディスコード雪美サーバーなどでお声がけください。
もちろん、独自で雪美ちゃん関係の企画を立案するのも歓迎ですし、良さそうなものを見かけたらぼくも企画を拡散してそれに乗っていこうと思っております。

例えば、ですが。
第9回総選挙における佐城雪美ちゃんのツイッターハッシュタグが、まだ決まっていないように思います。
良いアイディアがありましたら、ぜひご提案ください。
(これまでの総選挙でも雪美陣営は、統一するためのハッシュタグはあえて作らず、自然発生的に誰かが使い始めて、使い勝手が良さそうなものにみんなが便乗する流れでやってきた、というのが、ぼくの認識ではありますが)

佐城雪美クイズ(おまけ)

ここからは、総選挙とは関係ない話をします。

佐城雪美ちゃんに関するクイズを作りました。
四択式クイズで10問、数分間あれば回答できると思います。
難易度はやや高め(雪美P向け)です。
よければ、遊んでいってください。

佐城雪美検定試験2020 (問題作者:マルチくうねる)

リンク先のサイトで、上の方の「クイズを探す」をクリックし、「佐城雪美」とか「アイドルマスター」とかで検索すれば、他の方が作ったいろいろなクイズを探して楽しむこともできます。
よろしければ、そちらもどうぞ。

それでは今回はこれにて。