マルチくうねる(くうねるP)のブログ

アイドルマスターの投票企画や佐城雪美ちゃんに関する記事が多めです。

佐城雪美・理想のアイドル像について(私見)

前置き・discordと第2雪美プロの状況

こんにちは。

ぼくがこのブロマガで紹介している佐城雪美discord「美しい雪」でのチャット会「雪美の城」、毎週土曜日夜に開催されています。
「ニコ生配信はどうした」という声が聞こえてきそうですけれど…、待望してくださっている方には申し訳ありません、(ぼくは配信担当ではないのですが、)内容的に配信にそぐわないのでは等の判断で、ここ数週間はニコ生配信を見合わせておりました。
ニコ生配信はまた行えればいいと配信担当の方も考えていらっしゃるようなので、そのうちまた配信もやってくださるかもしれません。楽しみにお待ちください。

佐城雪美・初心者支援プロダクション「雪と黒猫の小夜曲」、多数の社員に入社していただけました。来たるべきシンデレラガール総選挙に向け、大きな力になることでしょう。
具体的な初心者支援の内容について、現在プロ代表を中心に協議体制の構築中ですので、社員の皆様におかれましては、しばらくお待ちくださいますようお願い申し上げます。
(業務連絡ですが、社員の皆様は、雪美discordに加入し、代表・時瀬アサトさんの作ったスプレッドシートに記入いただければ幸いです。)

discordチャットの配信担当、ならびに第2雪美プロの代表として奔走してくださっている時瀬アサトさんの、皆を引っ張る実行力に対しては、強い敬意を表します。
自分もできるだけ支えていけるように頑張りますので、よろしくお願いします。

雪美ちゃんの理想のアイドル像について

今回の記事ですが、3月24日に予定されているdiscordチャット会「雪美の城」のテーマが
「雪美ちゃんにとっての理想のアイドル像」
です。そこで、開催に先立ち、自分なりの考えをまとめておこうと思って記事を書きました。
ぼくは佐城雪美ちゃんを上っ面でしか知らない浅学非才なPであり、手ぶらで会議に臨めば、豊富な知識に裏打ちされた佐城学教授の皆さんのプレゼンに圧倒されて何も言えなくなりそうです。
そこで、自分の考えを先にぶつけたほうが、得るものもあるのではないかという勝手な思いで、執筆することにしました。
discordに参加する方もしない方も、この記事を鵜呑みにせず、チャット会で出たみんなの意見のまとめ(後日議事録が出るはずです。出たらこのブロマガからもリンクをはりたいと思います)のほうをより大きな参考にしていただければ幸いです。

前置きが長くなりました。本題に入りましょう。

「佐城雪美ちゃんにとっての理想のアイドル像」って、何だろう?
このお題は、3つに分解できると思いました。
  • 雪美ちゃんの素養はどんなアイドルに向いているか
  • 雪美ちゃんは、どんなアイドルになりたいと思っているか
  • 各Pは、雪美ちゃんをどんなアイドルにしたいと思っているか
1つめと2つめは、公式で発表されている題材からある程度客観的に分析できると思います。
3つめに関しては、それぞれのPの個人的な願望が強く入り込む領域です。
この記事では、1つめと2つめにも触れつつ、最終的には3つめについての私見に重点を置きたいと思います。

ぼくが設定する対立軸は、
「何かに特化したアイドル」(スペシャリスト・専門職)か?
「何にでも挑戦するアイドル」(オールラウンダー・総合職)か?
ということです。

佐城雪美ちゃんは10歳の小学生です。
一般論として、小学生は何にでも挑戦していい時期です。学校でも小中学生は全員共通のカリキュラムで、高校で理系文系に分かれ、大学で学部・専攻を決め、就職へ、というように、最初は幅広いことに挑戦し、だんだん専門が狭まっていくのが普通です。
そういう意味では、「アイドル」という職業も、芸能界の小中学校のようなものと言えるかもしれません。幅広い分野に挑戦するアイドルを若い時期に経験し、アイドルを卒業したあと、歌手、女優、芸人、ダンサー、モデル、声優などの専門分野に進んでいくのは、一般的なキャリアパスです。橘ありす役の声優・佐藤亜美菜さんが、AKB48のアイドルを卒業して、声優の道へ進んだのが好例ですね。(アイマスのアイドルは、アイドル卒業後の姿が描かれることはあまりありませんが…。)
「小学生」で「アイドル」である佐城雪美ちゃんは、二重の意味で、得意や苦手などにとらわれず、何にでも挑戦し、可能性を広げていくことができる立場です。
そう考えれば、「何にでも挑戦するアイドル」がおそらく正解なのでしょう。
雪美ちゃん自身、「苦手な…もの…いっぱい…でも…がんばって…得意に…なる…楽しい…」と言っています(ぷちデレラのセリフより)。
「雪美ちゃんの素養」「雪美ちゃんのなりたいアイドル」の2つの観点から、オールラウンダー路線が浮かび上がってきました。

一方で。
雪美ちゃんはまだ10歳ですが、現時点ですでに、得意分野、不得意分野がかなりはっきりしている、かなり「個性のとがったアイドル」であるとぼくは評価しています。
アイマスのアイドルは、ボーカル・ビジュアル・ダンスの3つのパラメータを持ちますが、デレステのカード性能、ぷちデレラのパラメータなどを抜きにして、イラストとセリフから受け取れるぼくの雪美ちゃんへのアイドル評価は、「ビジュアル特化」です。
苦手を克服することはいいですが、それがかえって得意分野や個性を殺すことにならないよう注意してプロデュースすべき人材であろうと思います。

雪美ちゃんのアイドルとしての長所は、何と言っても可愛さ、美しさです。髪型や服装を込みで見たときのビジュアルレベルは抜群です。
短所は、歌声を含む声の小ささ、トーク技術(話のテンポの遅さ)、愛想の悪さや内向的なところ(社交性が消極的)、喜怒哀楽の感情表現、基礎体力、体の硬さ・運動神経・ダンス技術などが挙げられます。いずれもぷちデレラを育てると雪美ちゃん自身が吐露してくれます。
(感情表現に関しては、雪美Pならば、彼女の表情から「……」がどんな意味なのかを読み取ることも可能なほど、雪美ちゃんは表情をころころ変えてくれますが、それだけではアイドルとして活動していくのは厳しいのではないかと。)
長所に比べ短所のほうが数多く挙がるという、雪美ちゃんにとって厳しい評価となってしまいましたが、雪美ちゃんは、これらの短所をすべて完全に克服するする必要はないのではないかというのが私見です。
声が小さく、しゃべりが遅く、思慮深く内向的な雪美ちゃんだからこそ、彼女にしか出せない神秘的な雰囲気を醸し出すことができ、それが独自の魅力につながっているのではないかと思います。
「可愛い小学生アイドル」なら何人もいますが、可愛くてミステリアスな雰囲気で神秘的な小学生アイドル」アイマス界で他に見当たらないと思います。いかがでしょうか。
独自の立ち位置を確立していることは何よりの武器です。
ぼくとしては、そこを伸ばしていきたいですし、その武器をより強力にできるような形での苦手分野克服をさせていきたいと思っています。

具体的に、ぼくが佐城雪美ちゃんのプロデュースをするならば。

まずは、表情作り、ポージングの訓練をさせて、ミステリアスな雰囲気を彼女から意図的に発信できるようにしたいですね。クリスタルメイズ特訓後、紺青のゆらめき特訓後のような表情を作れるようになれば素晴らしいです。ゴシックだけでなく、和装路線も含めていきましょう。
それだけで、チャイルドモデル、撮影の仕事はできますし、彼女の個性に合った衣装や背景セットを用意すれば、アイドルとして速くも独自の立ち位置を確立できると思います。


次に、セリフ読み、会話の訓練難波笑美さんや前川みくさんのような高速トークは不要です。遅くても、感情を込めて話せるようになれば、ドラマの仕事で不思議な雰囲気の子供役を演じられるようになります。

最後に、基礎体力と、バラード系の歌、ゆったりしたダンス「ゆきみのうた」でも挙げましたが、既存のデレマス曲ならin fact、Sweet Witches' Night、Bright Blueあたり。やはりアイマス世界のアイドルは歌ってナンボなところがあります。雪美ちゃんはたった一人で独自の世界観を展開できるだけの強度を持った素材です。その世界を歌で表現できれば、アイドルとしての可能性はもっと広がるでしょう。
もう一歩進めるならば、ゴシック系でファンタジックな歌とダンス。デレマス曲でいえば双翼の独奏歌あたり。ここまでできれば完璧でしょう。

ぼくがアイドルとしての雪美ちゃんに求めることは、ここまでです。
これ以上のことは、他のプロデューサーに任せたいと思います。
既存の仕事でいうなら、水着、L.M.B.G、ワンダー・フルとか。今後ありそうな仕事としては、「お願い!シンデレラ」歌唱とか、ユニット曲(他の子の路線に引っ張られ、雪美ちゃんの独自性が薄いもの)とか。
それらのことをしてほしくないわけではありませんし、雪美ちゃんがやりたいならばどんどん挑戦すればいいとは思いますが、それらの活躍をする雪美ちゃんに対しては、ぼくはプロデューサーとしてではなく、ファンとして応援することにしたいと思います。

佐城雪美ちゃんを、ゴシックロリータ・ファンタジック・ミステリアス路線(+和装)のビジュアルと世界観を活かすことに特化した、専門的なアイドルとして育てたい。
それが、「ぼくは雪美ちゃんをどんなアイドルにしたいか」の結論です。

皆さんは、雪美ちゃんの理想のアイドル像について、どう思っていらっしゃいますか?
語りたいことがありましたら、ぜひ3月24日夜21時からのdiscordチャット会にご参加ください(配信もあるかもしれません)。
それでは今回はこれにて。

<追記 3/24 23:45>
discordチャット会、終了しました。非常に充実した会話になったと思います。ご一緒した皆様、ありがとうございました。
配信に関しては担当の方が今回は欠席のため実現しませんでした。申し訳ありませんが、後日のまとめ(議事録)をお待ちください。

<追記 2020/05/12>
その後、時は流れ。
シンデレラガールズ劇場Extra Stage(しんげきえくすて)第6話で、佐城雪美回が配信されました。
自分で書いたこの記事を振り返って今思うのは、自分は雪美ちゃんの可能性を狭く見すぎていたのかなと。
彼女は好奇心と探究心が強く、苦手なことにも挑戦する意欲があります。
そこをもっと大切にしたいなと、思うようになりました。