マルチくうねる(くうねるP)のブログ

アイドルマスターの投票企画や佐城雪美ちゃんに関する記事が多めです。

第10回シンデレラガール総選挙 感想

こんにちは。
マルチくうねる(くうねるP)と申します。
ブログ移転後は初の記事になりますね。

今回は、2021年4月~5月に開催された「第10回シンデレラガール総選挙」、およびそれと同時開催の「第2回ボイスアイドルオーディション」「ドリームユニット決定戦」の感想を軽く述べます。
このブログではいつも佐城雪美ちゃんを応援していますが、この記事では中立の立場での感想となります。

総選挙の結果については、こちらの外部記事を参照してください。

www.famitsu.com

シンデレラガール総選挙

総選挙については、シンデレラガール(第1位)有力候補が鷺沢文香さん、一ノ瀬志希さん、神谷奈緒さんの3人いて、誰になるか本当に読めませんでした。
これまでは中間発表があったり、衆目の一致する有力候補がいたりする例が多く、こういう例は少なかったです(あくまで、ぼくの個人的な感覚です)。

一方で、今回ベスト10に入ったアイドルのうち8人が第9回でもベスト10に入っており、今回ベスト50に入ったうち46人が第9回でもベスト50にランクインしています。
これについては別の機会に考えを述べたいと思います。

ボイスアイドルオーディション

ボイスアイドルオーディション(以下VIA)について。
第1回VIA(2020年開催)では、それまでの総選挙でランクイン経験のないアイドル3人がボイスを勝ち取りました。過去の総選挙では、前年の総選挙で50位以内にランクインしたアイドルがさらに順位を上げてボイスを勝ち取る事例が多かったのですが、第1回VIAではそれが当てはまりませんでした。ここから、VIAと総選挙は別なのかとも思ったのですが…。
しかし、第2回VIAで勝ち上がったのは、2年前の第8回総選挙のランカー3人でした(浅利七海さん:第8回14位、西園寺琴歌さん:第8回38位、八神マキノさん:第8回21位)。一年越しで、ある程度の継続性が現れたように感じました。
第1回VIAの4~6位がもし別のアイドルで、かつそれが発表されていたら、それらのアイドルが第2回を勝っていた可能性もあると思います。VIAの4位以下を発表しないことにより、前々年までの実績が後押しになったのかなと思いました。

ドリームユニット決定戦

1位はフリルドスクエアの4名でした。ある意味、意外な結果ではないでしょうか。
一般論として、ボイスのあるアイドルはボイス未実装のアイドルより人気が高いです。ではなぜ、メンバー4人中3人がボイス未実装のフリルドスクエアが1位になったのでしょうか。
その理由は、アイドルの所属するユニットが固定されているかどうかだと思います。

たとえば渋谷凛さんは第3代シンデレラガールという大人気アイドルであり、担当Pの人数も多いと思います。しかし、凛Pがドリームユニット決定戦で投票するとなると、ニュージェネレーションズ(卯月、凛、未央)に投票したり、トライアドプリムス(凛、奈緒、加蓮)に投票したり、その他の凛さんが所属するユニットに投票したりと、ばらけるのだと思います。
その点、喜多見柚さん、工藤忍さん、綾瀬穂乃香さん、桃井あずきさんの担当Pは、この4人で構成されるフリルドスクエアに投票する割合がとても高かったのではないでしょうか。
こういう面白い現象が見られただけでも、実験としてのドリームユニット決定戦は成功だったとぼくは思っています。

また、「一人のプロデューサーが一日あたり一票だけ投票可能、投票券を貯めて後から一気に投票することは不可能」という仕組みも興味深かったです。
実際にやってみると分かりますが、毎日投票というのは、それなりの熱意を持っていないとできません。課金とは別の尺度で「投票への熱量」が結果に反映される仕組みというのは、実に面白い実験ではなかったでしょうか。

ドリームユニット決定戦では、既存ではなく、ユーザー(プロデューサー)が組んだ独自のユニットに投票することもできましたが、今回そういうユニットはランクインしませんでした。
一人のユーザーが思い入れのあるオリジナルユニットに投票し、他にも偶然同じユニットに投票する人がいることを期待するというだけでは、オリジナルユニットのランクインは望めないでしょう。
オリジナルユニットの順位を上昇させたいと思うユーザーがもしいるなら、単に投票するだけではなく、イラスト、SS、動画、スクショ、ツイート等、さまざまな手法でユニットの魅力を発信する必要があったと思います。
それが大きなムーブメントになる(いわゆる「バズる」)ことではじめて、オリジナルユニット入選の目が出てくるのではないでしょうか。ぼくの観測範囲では、そこまでの大きな波は見られませんでした。
ただ、有志によるツイート集計では、それでも、それなりの票が集まったオリジナルユニットは存在したようです(たとえば、小早川紗枝さんと水本ゆかりさんの2名ユニットなど)。

では、今回はこれにて。