デレステ新総選挙・Stage for Cinderella 予選グループD、結果発表されましたね。 予選通過したアイドルの皆さん、おめでとうございます。4つのグループの中でも特に激戦だったと思っておりますが、そこを勝ち抜いて本選またはプレイオフに進出した皆様を讃えたいです。特に1位を大差で獲得した久川颯さんと、ボイス実装が決定した大石泉さんの躍進は素晴らしかったと思います。
例年春に1ヶ月程度の期間をとって開催される、シンデレラガール総選挙。 それが衣替えし、Stage for Cinderellaとして、1年程度をかけて開催されることが告知されたのは、昨年2022年4月のことでした。 そのレギュレーションは、アイドルを4組に分け、予選では投票券1枚につき5人のアイドルに投票するというもの。運営側は「1年間を通したお祭りにしたい」「多くのアイドルを知ってほしい」と意図を述べていたように記憶していますが、その意味をこちらが真に理解するのには時間がかかりました。
話は変わりますが、2016年から2021年にかけて、シンデレラガールズというコンテンツは、自らの価値を高めるための施策として、シンデレラガール総選挙を大いに利用してきたとぼくは思っています。1位・シンデレラガールに輝いたアイドルにはアニバーサリーアイプロ、上位のアイドルに新曲とボイス新規付与という大きな見返りを与え、そのためにユーザーに課金と宣伝活動をあおって競争させてきました。そのことは、お祭り的な盛り上がりと、コンテンツへの新鮮な刺激を与え、一定以上の効果があったことは、総選挙を通じて新規にボイスを獲得した佐城雪美というアイドルを担当するぼくも認めます。しかしそれはユーザーの疲弊という対価もある諸刃の剣であるとぼくは認識していました。 Stage for Cinderellaというイベントを開催することで、運営は(ひとまず今年に限っては)、その「総選挙でユーザーの熱をあおる」路線を継続・拡大することを、明確に打ち出したと、ぼくは思っています。他ゲームやエンタメコンテンツが隆盛し、アイマスといえど決して安泰ではない状況の中、ユーザー側がこのSfCに対して冷めた態度をとってしまったら、それこそデレマス全体が沈滞・縮小する方向へ向かってしまうのではないか。運営側が「でっかいお祭り、やろうぜ!」というのであれば、佐城雪美担当Pとして、せめて今年はそれに乗って盛り上げる態度でいこう。そう思うようになりました。
2022年6月にStage for Cinderella 組分け抽選会が生配信され、佐城雪美ちゃんは2023年1月に行われるグループCから出場することが決まりました。その後しばらく、ぼくは表だって総選挙活動を行わず、雪美discordサーバ「美しい雪」に持ち込まれるコラボ企画の窓口・調整係を買って出つつ、みぃこさんからの相談に乗ったり、提案したりといった活動を行っていました。 一方みぃこさんは、ツイッター上で「雪美スペース」を定期的(金曜夜)に開催し、他のプロデューサーとの交流を自主的・積極的に広げていきました。グループAに出場するアイドルの担当Pは、新方式ということで勝手がわからない中でやらなければならず大変なので、その人達を応援したいという気持ちがあったようです。
自分で言うのも何ですが、これ…凄くないですか? 3週間21日全日、一日も欠かさずに企画が入っています。過去の総選挙ではここまで企画が詰まったことはありませんでした。 雪美陣営の発案でできた企画もありますが、そうでない企画のほうが多く、多くの陣営が「他のアイドルとの連携企画」の重要性に気づき、積極的に企画を持ちかけあったことが、このような状態につながったと思っています。これら企画の調整、告知、参加をすることが、ぼくにとってはStage for Cinderellaにおける雪美応援活動の中核でした。
ですが、雪美総選挙サーバのお三方や周囲の雪美Pのフォローを得られ、ぼく自身も入院中に病室からスマホでネット接続できたこともあり、なんとか無事に雪美陣営としてはグループCの総選挙活動を完遂できたと思っています。 毎日行われた企画にも、ぼく個人として参加しましたし、盛況のものがたくさんありました。少人数で閉じず、雪美P内と、他アイドル担当Pとである程度の人数を巻き込み、Stage for Cinderella というお祭りを盛り上げるという当初の目標は、ある程度達成できたように思いました。
佐城雪美PとしてのStage for Cinderellaは、成績面でもお祭りを盛り上げるという面でも、ひとまず成功を収めることができたと思います。グループ5位以内による新曲歌唱こそなりませんでしたが、多くの競合アイドルと切磋琢磨し、目に見える位置に名前を残すことができたのは、努力が報われた思いです。 ただ、これを来年以降もう一度やれと言われたら精神的につらいのも実感しました。デレマス運営には今後の総選挙のあり方を継続的に考えていただきたい(いつまでも無条件でユーザがついてくる、自主的に盛り上げてくれるとは思わないでほしい)という思いです。